災害があったら六本木ヒルズに逃げ込むべし。インフラを作る森ビルの災害対策への取り組み

http://www.gizmodo.jp/2016/03/post_664236.html

1995年に起きた阪神淡路大震災をきっかけに「逃げ出す街から逃げ込める街へ」というコンセプトを掲げて震災への取り組みを強化するようになりました。

上水の給水が停止した時に使う非常時用の水も、施設内にある井戸でしっかり確保。都市ガスを燃料にした独自のエネルギープラントにより電力を供給しつつ、東京電力からの供給やストックしている灯油による発電ができるバックアップ体制を取っていて、3重の安定性を持つ電力供給ができます。つまり、交通網の麻痺などによってしばらく孤立してしまっても、ライフラインはしっかり確保できるんです。

いろいろと話には聞いていましたが、これはかなりの体制だなという印象ですね。私も、災害時に電力が使えてしのげるかどうかはかなり大事なことだと思います。六本木ヒルズは、3日程度は独自に電力を供給できると聞いていますから、停電の際には絶大な威力を発揮するでしょう。私も、何かと六本木ヒルズに立ち寄り利用する機会がありますが、利用者の1人として安心感がありますし、万が一の大災害時にもここにいれば何とかしのげそうです。
ここまではなかなかできないにしても、日頃から、規模のある程度ある建物では災害用の物資を備置しておくとか、帰宅困難者がとりあえず寝泊まりできる場所を想定、確保しておくとか、できることはかなりあると思います。皆で助け合いながら、万が一の際には何とかしのいで生き延びる、そういう備えをできるだけしておきたいものです。災害の教訓を生かす必要性を痛感します。