「歯舞、何回も頭の中で言って覚えて」北海道知事が苦言

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160210-00000059-asahi-pol

島尻担当相は、北方領土ネット検定を紹介しようと手元のペーパーを読んだ際に「千島、はぼ、ええっと、なんだっけ」と言葉を詰まらせ、秘書官が島尻氏に「はぼまいしょとう」とささやいた。

北方領土担当大臣が「歯舞」を読めないというのは困ったことで、しっかり反省、勉強してもらいたいと思いますが、「読み方」を間違っていてそのままになっている、ということは意外とあるものです。
ツイッターでもコメントしましたが、例えば、「諭旨免職」は「ゆしめんしょく」が正しいものの、かなりの頻度で「ろんしめんしょく」と誤読している人がいます。諭旨の「諭」が「論」と見間違いやすいことや、「諭旨」というのが普通は使わない言葉であるせいもあると思いますが、こういった例は他にもあるでしょう。
私自身も、人と話をしている際に、相手がこういった誤読をしていることに気付くことが時々ありますが、あれっ?と思っても、その場でわざわざ、それは違いますとも言いにくく、そのままスルーしてしまうのが通常で、だからこそ誤読に気付かないままになりがちなのだろうと思いますし、これは、私自身にも当然あてはまることなので、誤読というのは結構怖いなと感じます。
まめに辞書を引いたりネットで確認したりして、言葉というものを、常に初心を忘れず謙虚に勉強する姿勢が大切なのだろうと思い、今後も注意したいと感じています。