SMAP分裂回避の鍵は“絆” 確執なく「グループへの思い一緒」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160113-00000093-spnannex-ent

91年9月にCDデビューするまでに3年以上かかった。だが、当時は音楽番組が激減し「アイドル氷河期」といわれた時代。バラエティー番組に進出し「夢がMORIMORI」「SMAP×SMAP」などの番組で成功を収めた。
「ジャニーズのアイドルでは異例の本格的なコントに取り組むなどし、事務所内では亜流の存在であり続けながら国民的グループになった。SMAP以降、バラエティー番組などでメンバーの個性を打ち出す戦略はアイドル界の定石になった。

私は、2000年末から2001年3月にかけて、ドラマ「HEROシーズン1」のリーガルアドバイザーをたまたまやっていて、主演していた木村さんと打ち上げの際にちょっとお話しして一緒に写真を撮ってもらったことがありました。それ以来、というわけでもありませんが、そういうこともあって、木村さんやSMAPには、何となく親近感を感じるものがあって、ただ、こうしたグループにはいつかが終わりがくるものですから、どこで結末をつけるのかという気もしていたものでもありました。
昭和の終わりくらいまでは、いかにも作られた感じの「アイドル」が、歌番組(当時視聴率が高かったベストテンなど)に出てファンを集めて、といった路線でしたが、確かに、上記の記事にあるように、アイドルが自らの個性を打ち出して多方面に活躍する、その先鞭をつけたのがSMAPであったと言っても過言ではなく、その意味でも、文字通り「国民的アイドル」と言うことができると思いますし、それだけに、その終わりが見えてきたことに多くの人の関心を集めているのでしょう。
山口組、維新の党、そしてSMAPと、「分裂」が話題になりがちですが、人と人との関係は難しいものだな、ということを改めて感じます。この事態にも、一素人として関心を持ちつつ見ています。