http://iphone-mania.jp/news-96052/
Apple Watch、iPhone6s/6s Plusなど、今年のApple新製品の多くは、発売日にユーザーがApple Storeの店頭で並ぶことを回避するため、Apple Online Storeでの予約販売に限られるなど、販売方法が変わりました。こうした事情から、今年は「Lucky Bag」の発売がないことが噂されていましたが、実際になくなってしまうと寂しいものですね。
私は、振り返ると、2012年の正月に、初めてアップルストア銀座に徹夜して並び、その後、今年の正月まで3年、アップルストア渋谷に徹夜して並び、4年間、アップル初売りに並んだことになります。今年の正月が特に寒さが身に応え寄る年波を感じたこともあって、来年の正月は並ばないつもりでいたのですが、奇しくも初売り自体が終了ということになりました。
私が並んでいた間に、行列が周辺への迷惑になったり（警察による取り締まりも強化され今年の正月は「座ってはいけない」とされた店舗もありました）、転売ヤーが大挙して参入しトラブルが起きたりと、徐々に弊害が目立ち初売りの本来の目的が見失われがちになってきた面があり、上記の記事にもあるように、アップルストア前で「並ぶ」販売方法が回避されるようになってもいて、従来のような徹夜して並ぶスタイルの初売りが終了するのは必然という気がします。
とはいえ、4回並んで、最初の時は勝手がわからず防寒対策が不十分で凍死するかと思うほど寒かったり、渋谷で並ぶようになってからは周囲の人といろいろ話せて楽しかったりと、思い出深いものがあって、なくなることには、やはり寂しさを禁じ得ません。
1つの時代の終わりを感じるとともに、これが新たな時代の始まりへ、次の新たな何かへとつながることを期待したいと感じています。
