現場に組員DNA=遺留品から検出、王将社長射殺−京都府

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201512/2015121300047&g=soc

捜査関係者によると、遺留物は銃撃現場の駐車場に隣接する倉庫付近で見つかった。犯人は、大東さんが車を止めた場所から見て死角になる倉庫裏の通路付近に潜み、待ち伏せしたとみられる。
府警山科署捜査本部は複数による犯行を視野に捜査を進めているが、遺留物から直ちに実行犯を特定するのは難しく、偽装工作の可能性も否定できないという。

上記の遺留物については、吸い殻という報道もありますが、犯行時に遺留されたかどうか厳密な特定は困難と思われますし、犯行時及びその前後の時期に、その者が「そこにいた」ことまでは何とか立証できたとしても、ではその者が犯行に及んだかというと、それだけでそこまで推認するのは難しいでしょう。今後の更なる証拠収集が重ねられる必要があると思います。
こうした報道が「前うち」で出れば、被疑者になり得る者や組織が罪証隠滅に走る恐れがかなり出てくるのではないかと思います。警察の情報管理、保秘の杜撰さに問題を感じますし、そういった不備が事件を駄目にしてしまいかねないということを、改めて十分に認識し対応を講じる必要があると思います。