「12.9インチiPad」はペン入力が秀逸だった

http://toyokeizai.net/articles/-/92203

入力に対する応答性が極めて速い。従来のペン入力は入力から画面への反映に遅延があり、筆致はきちんと反映されるものの、感覚的に小さな文字が書きにくかった。しかし、Apple PencilとiPad Proの組み合わせでは、ポケット手帳に細かくメモを書き込む程度の小さな文字(しかも漢字)でも違和感なく入力できる。

私が、iPadProに大きく期待していることの1つは、「手書きのメモをこれでほとんどまかなえるのではないか」ということですね。従来のタブレットスタイラスペンの組み合わせでは、簡単なメモはできても、私のような弁護士が、例えば
打ち合わせの内容とか尋問の様子などを細かく、それなりのスピードで書き込んでいくには辛いものがあり、何度か試してみたのですが、ちょっとやってこれは無理だと諦め紙のメモに戻るの繰り返しでした。まだApple Pencilを試せていないのですが、上記の記事を含め、複数のレビューを読むと、かなり秀逸で紙への筆記に匹敵する程度の性能を持っているようで、これでうまくいけば、基本的にメモはこれに集中させて一元的に保存し、どうしても紙、という場合は補助的に使ってそれをデジタル化して保存という、シンプルな動線でまとめることができる可能性があります。仕事柄、そこがより合理化できればかなり業務改善になるので、早く試してみたいと考えているところです。
大画面ではあるのですが、薄くて軽いので、それでメモを集約できるのなら持ち歩いても良いと考えていて、今後、他のiPadApple Pencil対応になることもあわせて願いたいという気がしています。
他に、既存のiPadとは別に、独自に使えるなと今のところ感じているのは、

・新聞電子版、画像や動画など、大画面をフルに生かして見たり読んだりできるコンテンツに最適
・バーチャルキーボードが大きくてタッチタイピングがしやすく、これがあれば2、3日程度の旅行、出張でPCがなくても対応できそう

といったことで、今後、使いながらさらにいろいろと活用の道は出てきそうです。