墜落現場 遺された人たち

墜落現場 遺された人たち (講談社+α文庫)

墜落現場 遺された人たち (講談社+α文庫)

以前、読んだことがあった記憶ですが、kindleに落とした書籍を見ていて、これがあるのに気づき、速攻で読みました。関係者の、事故後の様々な人生が丹念に紹介されていて、事故後30年の節目に読んでおくべき1冊だったと、読んだ後に思いました。
悲惨な事故でしたが、関係者が総力を結集して生存者救助や事故対応に当たった、その姿には、日本という国の力が並々ならぬものであることを強く感じましたし、このような悲惨な事故を起こさないように万全の備えをすべきことはもちろんのこと、有事においても、同じ日本という地にいる者同士として、互いに助け合って人を生かせるような、そういう国でありたいものだということを痛感しました。
あの夏もこの夏も、暑い夏でしたが、この夏はそろそろ終わろうとしています。