鈴木貫太郎記念館

http://www.city.noda.chiba.jp/shisetsu/bunka/1001064.html

映画「日本のいちばん長い日」にも登場する終戦時の首相であった鈴木貫太郎ですが、実家があった千葉県野田市関宿にこの施設があり、前から行きたいと思っていて、映画公開を機に思い切って行ってきました。車で行ったのですが、高速を降りた後に結構走って、都内から行くのに思いのほか時間がかかりました。しかし、行って良かったと思いました。
記念館前には、「為萬世開太平」と大書された塔が建っていて一際目立つものがあります。

館内では、有名な「聖断」が下る御前会議を描いた絵画や鈴木元首相の遺品などが展示されていて興味深く見学しました。公職退任後、逝去までの長くはない期間、この関宿に隠棲した鈴木元首相が地域の人々に慕われ尊敬されていたことを示す資料も展示され、救国の首相の、そういった人間性、人徳といったことが困難極まりない終戦工作を成功へと導いたのだろうと感じ入るものがありました。
近くの寺にはお墓もあり、

記念館見学後に行ってお墓参りもしてきました。心を込めて合掌しながら、今の日本を見てどのような感想を抱かれているのだろうかと感じました。
暑い1日でしたが、思い切って来て良かったと思いました。