ドコモのXperia ZやZ1でAndroid 5.0のバージョンアップが見送られた理由

http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1506/08/news146.html

Z1以前のモデルのバージョンアップを見送った理由をドコモに確認したところ、「ハードウェアとソフトウェアの動作状況を総合的に判断した結果」とのこと。具体的には、ドコモ独自のアプリが同社の基準を満たす動作をすることが確認できなかったためだという。ドコモはスマートフォン向けに「しゃべってコンシェル」「iコンシェル」「dマーケット」などを提供しているが、対象外となったスマホAndroid 5.0にすると、こうしたアプリやサービスがしっかり動作しない――ということなのだろう。
Xperia Zはすでに発売から2年が経過しており、バージョンアップの打ち止めは致し方ない感もあるが、それ以降のモデルは発売から2年未満であるだけに、残念なところ。キャリアアプリがしっかり動作しないというのは致命的だが、使わない人にとっては影響はない。

私は、昨年2月に購入したXperiaZ1f(コンパクトなタイプ)を気に入って使っていて、もうしばらく使うつもりでいるのですが、Android5.0にバージョンアップしないと知って、ちょっとがっかりはしましたね。ただ、現在、Nexus6も使っていて、こちらはNexusシリーズの特典としていち早く最新のAndroidにバージョンアップされることになっていて、つい最近、Android5.1にバージョンアップされたので、それが使えると思ってあまり不満は感じていません。とは言え、Z1シリーズでAndroid5.0を使いたいという人の気持ちはよくわかりますし、こういうところが対応できないGoogleAndroidは、iPhone4sですら次期iOS9に対応させようとしているAppleに比べて、やはり劣後感は否めません。
Androidでも、発売後、2年間は、最新のAndroidにバージョンアップできるようにするとか、その辺はそれくらい頑張らないと、利用者の失望を招くことになると思います。Androidに(Googleに)頑張ってほしいところです。