【下村氏の政治資金問題】支援団体会費が寄付に 専門家「不透明」と指摘

http://www.47news.jp/47topics/e/262818.php

元検事の 落合洋司 (おちあい・ようじ) 弁護士は「政治団体かどうかは実際の活動状況をよくみる必要がある」とし「任意団体は下村氏という政治家との関わりがあり、年会費を集めている。なぜグレーな状態が放置されていたのか」と疑問を呈した。
規正法が定める政治団体に当たらなくても、会費を払った会員に支部への寄付という認識がない場合、任意団体が会員の名義を使って寄付したとみなされ、本人以外の名義での寄付を禁じた規正法に違反する可能性がある。

政治団体に該当するのか、誰からの誰に対する寄付か、といった問題は、名目、形式ではなく、実態に即して実質的に判断するしかありませんし、それと書類上の処理が食い違っていれば、「虚偽」性が問題になってきます。政治資金の明朗な処理を行おうとするのであれば、そういった食い違いがでないようにするべきであって、この問題で違法性まで出るかどうかはわかりませんが、少なくともその意味で政治資金の処理に問題があった可能性は高いでしょう。
私が政治家になることは、まず、ないと思いますが、仮にその気が起きた場合に障害になるのは、政治資金の問題で苦労するのは嫌だな、というネガティブな気持ちでしょうね。