ゴルフはなぜここまで凋落してしまったのか

http://toyokeizai.net/articles/-/62563
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レジャー市場は全体的に縮小傾向にあるものの、ゴルフ業界全体でほとんど半減と突出している。たとえば自分の会社の売り上げが20年で半減したら、大変な話だろう。一方でゴルフ場も練習場も、用品メーカーの数やその人員も、半減したという話は聞かないので、これら企業の経営が厳しくなっていることが推測できる。

私は、2011年中から、昔にちょっとやってずっとやっていなかったゴルフをまたやるようになり、週に1回、練習場で練習して、たまにコースへ行くという状態ですが、全然うまくはならないものの、身体を動かすのが健康に良さそうで、健康のためと考えて細々続けています。
私がゴルフをちょっとやってやめてしまったのは今から25年くらい前ですが、当時はバブル期で社会全体の金回りが良く、また、今のように多種多様な遊び、趣味の対象もなくて、周囲がやっているからとつられてゴルフをやる人が多かったような気がします。今や、ゴルフ以外で、お金をかけず楽しく過ごせる手段は多くあり、ゴルフは確かにそれなりにお金や時間がかかるものですから、長期低落傾向にあるのも必然、という気がしますし、日本がぐっと豊かになり人々の余暇が増えるという、かなり可能性の低いことでも起きない限り、その傾向に歯止めがかかるのは難しいでしょう。
ゴルフというスポーツ自体は、なかなか魅力のあるものですから、うまく日本社会の中で生き残ってほしいという気がします。