サムスンのスマホ世界シェア急減、GALAXY S5不振響く

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/02/24/2015022400571.html

米市場調査会社のストラテジー・アナリティクス(SA)によると、サムスン電子の昨年第4四半期(10−12月)のスマートフォン世界シェアが17.2%だった。アップル(48.9%)の3分の1で、四半期ベースでシェアが10%台に転落したのは、2011年第4四半期以来となる。
アップルは昨年9月に発売した大画面スマートフォンiPhone6」が人気を集め、半分近いシェアを掌握した。

最近、サムスンの不振を伝えるニュースが目につきますが、こうした数字を見ると、確かにかなり深刻な状況であることがうかがわれます。
スマートフォンタブレットの世界で、サムスン製品は、特に高性能、高機能であることで優位性を保っていましたが、他社から、Androidの高性能、高機能で、しかも安価な製品が次々と出ている上に、競合する存在であったアップルの、上記の記事にもあるiPhone6、6Plusが、あれこれと言われつつも、バランスの良い、使いやすい製品に仕上がっているため、徐々に埋没、沈下して来ている感があります。そこが数字に、如実に現れていると言えるように思います。
高性能、高機能を追い求めるだけでなく、デザイン(いまだに、背面カバーがプラスチック製で外す際にベキッとなるようなチープさは違和感があります)やサービスとしての使いやすさ(アップルのiTunesのような)等も抜本的に見直し、改善を図らないと、立て直しにはかなり厳しいものがあるような気がします。
この世界をリードして来た会社であるだけに、頑張って魅力的な製品を出してほしいところです。