MMD調査 : スマートフォンカメラで毎日撮影する人は9.4%、自分撮りする人は21.1%(うち自分撮りスティック利用者は14.2%)

http://getnews.jp/archives/808586

スマートフォンユーザーはほぼ毎日写真を撮影するだろうと思っていたのですが、実際は違っていました。同社の調査結果によると、直近半年の間にスマートフォンで写真を撮影した平均頻度は、「月に 2 〜 3 回」と回答した人が 20.3% で最も多かったそうです。次に、「週に 2 〜 3 回」が 19.4%、「週に 1 回」が 16.4%、そして、「毎日」が 9.4% と、毎日撮影する人は少数派だったことがわかりました。

私も、もっと頻度が高いのだろうと思っていたので、この調査結果はちょっと意外でした。ただ、膨大にデータを持っていても、後からどれだけ振り返って見直すか、というと、自分自身について考えてもそれほどではなく、必要なものをひつようなだけ撮れば良い、という感覚の人が一般的、ということなのかもしれません。
ただ、最近、特に思うのですが、かつてのデジカメがない時代、フィルムで撮影していた時代には、今のように、気軽に次々と写真を撮るということはしていなくて(フィルムも現像もお金がかかり自ずと限定されていました)、今、あの場所の光景はどうだったのか、あの時のあの人はどのような感じだったのか、と思っても、記憶の中でしかたどれない、ということがよくあります。今のように気軽にかなりの数の撮影がデジタルでできれば、後になって、そういえばあの時はどうだったのかなと思ってさかのぼって、さりげない風景、人物写真を見ることも可能で、そういう意味では便利な時代になったものだと思います。
ただ、それだけ、残したい写真だけでなく、あまり残したくない写真も残る、ということでもあり、良いことばかりではないのかもしれません。