「警察は無能です」…スーパーの菓子につまようじで穴「動画投稿」少年に逮捕状

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150115-00000521-san-soci

動画は「店の商品にいたずらしてみた」などのタイトルで、10本以上が公開されていた。調布市のスーパーで商品棚の菓子のパッケージにつまようじを刺し入れる様子や、武蔵野市のスーパーでメロンパンの袋を破って棚に戻す様子、同市のコンビニで飲料を万引する様子などが撮影されている。

インターネットの特質は、情報発信が容易で、かつ、発信した情報が広範囲に広がることにあり、人間のよくある欲求である自己顕示欲、目立ちたいという欲求を簡単に満たせるツールです。それだけに、こうした犯罪、不祥事が起きがちなのは、ツイッターを使って愚かな行動をアップロード、公表する人が相次ぎ「バカッター」と揶揄されてきたことにもよく現れていると思います。本件もその流れの中に位置づけられるでしょう。
インターネットの特質に根ざす以上、こうした行為を根絶することは困難ですが、

・こうした行為により信用、地位を失ったり刑事罰を含む処分を受け人生を暗転させることについて、教育、啓発を進める
・こうした行為が許されないという、社会の意識をより高めて抑止を図る
・このような行為を行った者に対する、刑務所、少年院等における適切な処遇を行うとともに、社会内にいる場合は放置せず教育指導を行い、そのような制度を構築する

といったことが必要ではないかと思います。
なかなか難しく悩ましい問題ですが、単に興味本位で取り扱って(「ネタ」として面白がったりして)それで終わりにするような問題ではないでしょう。