http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150106-35058625-cnetj-sci
各社はこの7Gバイトの通信制限とは別に、直近3日間のデータ通信量が1Gバイトを超えると翌日に低速通信にする制限をかけていた。その規制内容はキャリアによって異なるが、いち早くドコモがこの制限自体を撤廃した形だ。そうすると気になるのは、KDDIやソフトバンクモバイルの反応だが、両社の広報に確認したところ、すぐにこの制限を撤廃する予定はないとのことだった。
この制限があることで、引っかかりやすいのは、動画の閲覧（ゲームも含め）でしょうね。私は、あまり動画を見ないほうなのですが、ちょっとまとまって動画を見て、データ使用量を確認すると、結構データを使っていて、ひやりとすることがたまにあります。1G程度を3日の間に使ってしまうのは（うまい使い方とは言えないと思いますが）、これだけ動画がふんだんに見られる状況ではすぐに起きてしまうことで、それだけに、この制限への不満は強く、そこを思い切って撤廃したドコモには、それだけ優位性が出てくるのではないかと思います。
利用者が膨大なデータを使い、それがうなぎ登りで増加する現状で、ネットワークへの負荷にも多大なものがあるはずで、負荷を増加させたくないという通信キャリア側の思惑と、より快適にストレスなく利用したいという利用者との間のせめぎ合いは、今後も続くでしょうし、そういう中で、どこまで他社から抜きんでることができるかが、各社には常に問われることになるでしょう。
