iPod classicはこのまま終了──消えた理由をAppleのクックCEOが説明

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1410/28/news120.html

ティム・クックCEOは、HDD内蔵のiPod classicを製造するのに必要なコンポーネントやパーツが既に入手できなくなっていると説明。classicユーザーは減少している上、コスト問題からも今後classicの新モデルを導入する予定はないという。

私にとって、最初にはまったアップル製品は、このiPod classicで、膨大な楽曲がこれだけコンパクトな機器におさめられて持ち歩けることに、感涙ものの喜びを感じつつ便利に使っていたものでした。それだけに、なくなることには寂しさを禁じ得ません。
ただ、iPod classicはオンラインにダイレクトには接続できず、「母艦」のPC経由でiTunesにつないで、ということを避けられず、現状のようにiOS機器をオンラインにダイレクトに接続して見聞きしたい楽曲等をダウンロードする、クラウドも利用する、といった使い方ができませんから、利用者が減るのも無理からぬところですし、アップルとしても、そういう状況で部品を無理にでも調達して存続させるという選択はしなかったということでしょう。
製品としての販売はされなくなっても、歴史に残る名機として、今後も長く語り伝えられる、そういう製品を実際に使っていたことに、懐かしさとともに誇らしさのようなものを感じます。