「性産業」4社が早稲田で就職説明会 女子社員「セクハラはない」「真剣に説明すれば親も理解してくれる」

http://blogos.com/article/89893/

アダルトビデオだけでも4〜5000億円と言われる日本の性産業市場。消費者として知っていても、就職先としてイメージする人は多くない。そこで実際に働く人たちの声を、就活生を含む学生に聞いてもらおうというのがねらいだ。

会場に来ていたマスコミ志望の文学部3年の女子学生は「偏見もあったけど、みんな真剣に働いていることが分かった」。

以前、アダルトビデオ業界の人に頼まれて、その仕事関係での刑事事件の弁護を担当したことがあるのですが、作っているものはエロいものの人は至って真面目で熱心であったのが印象的でした。一見、「虚」業的な世界であるからこそ、人として実があり誠意もある人でないと務まらない、大成しない、そういう世界なのかもしれません。
エロをエンタテインメントとして仕事にすることを、恥ずかしいと思うのか、やりがいがあると思うのか、人それぞれですが、人間の本能、欲求に根ざすだけに、「永遠に不滅」な世界ではあると思います。そこでうまく仕事を覚えることで、独立、開業につながる可能性も、通常の固いトラディショナルな企業にいるより高いとも言え、人生の可能性は(そういう可能性を肯定することを前提に)大きくなる面があると思います。
こういった就職説明会は、かつては考えられなかったもので、時代の流れをしみじみと感じますし、仕事というものを掘り下げて考えることはとても大切なことでしょう。