アウシュビッツ ホロコーストガス室の戦慄

こちらは、アウシュヴィッツ強制収容所内の様子について、現代の若者たちのホロコーストナチス等についてのインタビューも織り交ぜながら、ドキュメンタリータッチで描いたもので、作品中、ユダヤ人が歩かされている背後に見えたのが、おそらく、私も見た

2014年3月 アウシュヴィッツ・ビルケナウ

ではないかと思われ、当時の人々が、この標語のようなもの(働けば自由になれる)を見て、どのような思いを抱いたのかということが、現地でも思いましたしこの作品を観ながらも思いました。
作品中で登場していたクレマトリウム(ガス室と焼却炉を備えた施設)は、私も見た第1クレマトリウムだろうと推測されました。作品中で、煙突から焼却の黒い煙がゆっくりと不気味に立ち上って行くのを見て戦慄に近いものを改めて感じました。

2014年3月 アウシュヴィッツ・ビルケナウ

アウシュヴィッツに到着した人々に対する選別や、ガス室での残虐な殺戮が、リアルに描かれていたのは衝撃的でしたが、ガス室内の様子は、かなり実際に近いとは感じたものの、前に読んだ

私はガス室の「特殊任務」をしていた

私はガス室の「特殊任務」をしていた

で紹介されていた悲惨な様子までは、さすがに出せていないと思いました。あまりにも残虐、悲惨過ぎて、再現するのは困難ということでしょう。
文章では読んでも、なかなか克明に映像化はされない(されにくい)ところを、かなり丹念に映像化していて、観ていて辛いものがありますが、アウシュヴィッツを知る上では貴重な作品と感じました。