こんなに違う 日米スポーツ現場における緊急時対応

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140415-00000104-spnannex-base

アメリカのスポーツの現場では、このように事故発生時における対応が迅速で、かつ医療機関との連携がスムーズだ。メジャーリーグのような最高峰の舞台のみならず、高校や大学の現場でも同様である。

この記事を読んで思い出したのは、アジア・太平洋戦争中の米軍が、珊瑚海海戦で日本軍の攻撃を受け大きく損傷し修理に3か月程度はかかると見られていた空母ヨークタウンを僅か3日で応急修理してミッドウェー海戦に間に合わせたり、日本軍の特攻機の攻撃を受けた艦船で迅速に消火活動を行って沈没を免れたり、戦闘中に墜落して海上を漂流する搭乗員を潜水艦等で迅速に救出するなど、ダメージコントロール能力が優れていたということでした。そういう伝統が今に至るまで続いているのかもしれません。
スポーツの現場では、不測の事故が起きがちで、実際、処置が遅れて死亡に至ったというケースが、日本でも、最近にも報告されています。そういう事態が起き得る、とうことを念頭に置いて、迅速に対応できるように備えておくこと、学ぶべきところは諸外国の実例からうまく学んで生かすこと、過去の失敗例も教訓とすることが、今後も励行されなければならないと、記事を読み強く感じました。