ヒトラー・チルドレン〜ナチスの罪を背負って〜

http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/130815.html

ナチスの重要人物の息子や孫、子孫に当たる5人のドイツ人を取材。親族をホロコーストで亡くしたユダヤ人監督が、過去を背負いながら生きる彼らの姿を描く。イスラエルとドイツの共同制作。

フェイスブックで、この番組の存在を知り、NHKオンデマンドで観られるのが今月11日までとのことだったので、早速、観ました。最近行ったアウシュビッツの、ルドルフ・ヘス所長が住んでいた家(私は遠くから外観のみ見学、内部は非公開)が、内部を含め紹介されていたりして、重いものを感じつつも興味深い内容で、観ておいて良かったと思いました。
この番組に登場する人々の歴史への向き合い方には、立場が特殊とはいえ、非常に深いものがあり、その姿を通じて、ナチスが犯した罪の深さ、重さや、それを乗り越えようとする人々の真摯な姿勢、気持ちが痛切に感じられて、日本が置かれている現状や米国のような同盟国を含め注がれている厳しい視線、批判に、どのように対処するかを考える上でも、示唆に富むものがあるように感じられました。