ベトナム航空勤務の客室乗務員逮捕 盗品運搬の疑い

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG26017_W4A320C1CC0000/

組対1課はこれまでに、首都圏の量販店などで化粧品や衣料品を万引きしたとして、ベトナム人の留学生の男(30)ら4人を窃盗容疑で逮捕。盗品をグエン容疑者に送ったとみられるベトナム人の女(30)を盗品等有償譲り受け容疑などで逮捕した。グループが盗んだのは総額1200万円相当とみている。
ベトナム航空を巡っては、08年にも山口など14府県警の合同捜査本部が副機長を盗品等運搬容疑で逮捕している。

今年になって、ちょっとベトナムホーチミンシティ)に行ってくる機会があったのですが、予想以上に、ショッピングモールやブランド品の店があちらこちらにあって、経済発展の途上にあると感じさせるものがある一方で、街中では、あちらこちらに貧しさも残っていて、豊かさや物へのあこがれと貧富の差が同居しているような印象を受けました。手っ取り早く盗んでくる、という発想が起きやすい環境にある、というのは、実感できるものがありました(実は、私もちょっとした盗難被害に遭いましたが、幸い、帰国後に保険でカバーしてもらえました)。
ベトナムという国やベトナム人自体が悪いというわけではないものの、置かれている環境から、この種の犯罪が、日本よりははるかに犯されやすい環境にある、ということを、関わるにあたり(観光で行く際も含めて)念頭に置いておく必要はあると思います。