会社トラブルに重点=証拠乏しく捜査難航―「王将」社長殺害1カ月

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140118-00000074-jij-soci

事件では、現場に多額の現金が残されていたことなどから、捜査本部は当初から恨みによる犯行との見方を強め、会社または大東さん個人をめぐるトラブルを調べてきた。ただ、家族や知人らは「恨まれる人ではない」と口をそろえており、これまでに個人トラブルは浮上していない。

王将は、飲食業界のいわゆる「勝ち組」という取り上げられ方を、マスコミにされることが多く、ねたみ、そねみを受けやすい企業になっていたと言えると思います。具体的なトラブルがなくても、些細なことから王将を快く思っていない人物が、次第にねたみ、そねみといった感情も募らせて、犯行に及んだという可能性も排除すべきではないでしょう。また、この事件を機に一時、株価が急落したと報じられていて、混乱に乗じてそういった面で大きな利益を受ける目的に基づく犯行という可能性も考慮すべきではないかという気がします。
特異な事件であり、通常の事件と同じような発想で、警察にありがちな、枠に押し込めて捜査方針を決めているようでは、真の可能性を排除し真相解明を困難にしかねないのではないかと危惧されるものがあります。