夫死亡の交通事故、知らずにツイッターで実況 米女性

http://www.afpbb.com/articles/-/3004571?ctm_campaign=topstory

警察無線を傍受してはツイッターのアカウント「@ScanCouver」に投稿しており、4日午後も発生したばかりの交通事故の状況を伝え始めた。

そしてとうとう、ジョンソンさんは言葉少なくこうつぶやいた。「夫だった。死んだの」

SNSのような、誰でもどこでも手軽に情報発信できる今を象徴するような出来事ですね。
このような状態の下では、膨大な情報がネット上で飛び交い、世の中で起きている様々な事象を、細かく、手に取るように知ることができるようになります。そして、この記事で紹介されている事故のように、そういったきめ細かさの中で、自分の夫の事故すら実況する、ということが起きることもあって、我々は、いまだかつてない、情報の洪水の中で日々、生きている、ということになるでしょう。
氾濫する情報の中には、精度の高いものや低いもの、嘘が意図的に流されているものなど、様々なものがあり、いかに情報を取るかが問われたかつてとは異なり(そのような点が依然として重要である場面は存在していますが)、氾濫する情報の中でいかに精度の高い情報を拾い上げるかが非常に重要になっていて、その点に関するリテラシーをいかに身につけるかが、物心ついた頃から学校でも所属する組織でも、きちんと教育されなければならない、ということも感じます。