これはiPadではない、「iPad Air」は"iPad mini Big"である

http://news.mynavi.jp/articles/2013/11/02/ipadair_review/index.html

今月1日にiPad Airが発売され、レビューがいろいろと掲載されるようになって、私も興味深く読んでいます。この記事もファーストインプレッションとして参考になりますね。

予想はしていたが、現物を持ってみてまず驚かされたのはその圧倒的な軽さだ。たかが180g程度と思われるかもしれないが、従来モデルよりも約28%も軽くなっているのだ。仮に体重90kgの人が65kgになったらそれはもうダイエット大成功であろう。iPadからiPad Airへの変化はそういうことなのだ。
加えてはっきりわかるほどボディが薄くなった。数値にすると1.9mmとごくわずかだが、こちらも割合でいえば約20%と大幅なサイズダウン。ならべるとそうでもないが、手に持つと指先に伝わってくる「分厚さ」は明らかに違う。

その他、試してみたところでは、アルバムの写真の表示速度、マップアプリ(Google Maps)でピンチイン・ピンチアウト操作したときの拡大縮小の切り替わり(これは4G LTEの力もあるか)など、よく使う機能のすべてで速度が大幅に改善していた。iPad 2iPad miniでも十分だと考えていたが、こんなものを使ってしまったらもう戻れない。どうしよう。

読んでいてしみじみと感じたのが、車が走って曲がって止まる、その基本性能が重要であるように、タブレットも、薄くて軽くて速いという、基本がきっちりと押さえられていることが重要である、ということでしょう。その意味で、iPad Airは、既に成熟度が高かった従来のipadをさらに洗練させ、高性能化してきたもので、確かに価格が高いという難点はありますが、ではちょっと安くてこれよりも落ちる製品を買いますか?という問いに対して、うっと答えが詰まる人々(私もその1人ですが)を十分に惹きつける魅力的な製品に仕上がっていると感じます。
iPhoneを使っていない人も、むしろそういう人であるからこそ、iPadやiPadminiを使ってみることで、この分野のアップル製品、また、iOSの使いやすさに接してみるのも良いと思います。