スマホと連携、「レンズだけのカメラ」 「高画質」と「高倍率」の2機種

http://www.j-cast.com/mono/2013/10/19183827.html

『DSC-QX100』は「高画質」がウリだ。暗所での撮影の際もノイズがきわめて少なく、なめらかな画を撮影ができる。また、「開放絞り値F1.8のバリオ・ゾナーT(ティースター)」レンズを搭載しているので、どんな焦点距離でも優れた描写と美しいボケ味が両立する。

レビュー】ソニーのレンズスタイルカメラ「DSC-QX100/QX10」を試す
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20131026#1382795017

でコメントした後、さらに使って試しているのですが、端的に言って、高画質はかなり満足できるものの使い勝手は今ひとつ、という感じです。
今のところiPhone5sと連携させて使っていて、iPhone5s本体で撮影した画像と比較しているのですが、素人の私が見ても、これは画質が良いな、と感じる、満足感のある画像が撮影できています。その一方で、この大きさですから、スマートフォンに装着するにしても、かさばる上、カメラ本体とスマートフォンはしっかりと固定できるようにはなっているのですが、今ひとつ何となく危うさがあり、はずれて落ちてしまいそうな危惧感があります。結構、高価なものですから、落として壊してしまうのではないか、という懸念がつきまとい、持っていると落ち着かない感じがします。かえって、スマートフォンに装着せず、これ単体で撮影したほうが(それもできる仕様です)、そういった懸念がなくてよいのかもしれません。
スマートフォンに専用アプリをダウンロードした上での連携、連動は、時々、もっさりとしたタイムラグ的なものが出てくる事もありますが、実用上、気になったり支障が出るほどのものではありません。やはり、上記のような、物理的な意味での、やむを得ないとはいえスマートさに欠ける点が、欠点と言えば言えそうです。
ただ、そういった点を割り引いても、iPhone5sを凌駕する高画質が出せる、というのは十分魅力的で、買って損はない製品、というのが現在の印象ですね。