ドコモ「iPhone」参入でサムスン窮地! ギャラクシーから乗り換え続出?

http://news.livedoor.com/article/detail/8045173/

「出る出る」と言われて久しかった“ドコモiPhone”。「販売台数など厳しい条件が課せられる」(通信担当アナリスト)とされ、発売を見送っていたドコモだが、「番号持ち運び制度(MNP)」の利用で、2012年度は過去最悪の140万件の転出超過と独り負けに。顧客流出を食い止めるためにもiPhone導入の決断を迫られていた。

ドコモがiPhoneを販売しないため、ドコモユーザーでiPhoneを使いたい人は、少数の「simフリー派」を除き、相当数が他のキャリアに流れてしまっていると見るべきで、しかも、その人々は、家族割のため家族そろって他社へ移ったとか、2年縛りがかかっていてすぐにはキャリアを代えにくいとか、様々な制約も抱えています。
ドコモでiPhoneを発売した際に、買う可能性が高いのは、多そうな順に、

1 各キャリアでガラケーを使いながら、スマートフォンは難しそうと敬遠していたもののそろそろ、と考えているユーザー
2 iPhoneに関心を持ちながら、中途半端にアンドロイドスマートフォンを買ってしまい不満を持つ、2年縛りが解けるドコモユーザー
3 後ろ髪を引かれつつiPhone使いたさにドコモから他社に乗り換え、あるいは他社のサービスに不満を持つ、2年縛りが解けるiPhone4S以前のユーザー

といった人々ではないかと思います。実際は、ガラケーの利用者はかなりの数にのぼりますから、ドコモが特に狙っているのは、上記の1のガラケー利用者ではないでしょうか。ここを引き付けることができれば、ドコモからの流出を防ぐことができると同時に膨大なスマートフォン転換者を手中にでき、ドコモが一気に優勢へと転じることも可能でしょう。
ドコモからiPhoneが発売された後の人々の動きには注目すべきものがあります。