宇多田がコメント「母の笑顔が浮かぶ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130826-00000017-nksports-ent

とても怖がりのくせに鼻っ柱が強く、正義感にあふれ、笑うことが大好きで、頭の回転が早くて、子供のように衝動的で危うく、おっちょこちょいで放っておけない、誰よりもかわいらしい人でした。悲しい記憶が多いのに、母を思う時心に浮かぶのは、笑っている彼女です。母の娘であることを誇りに思います。

コメントを読んで、我々一般人は、芸能界、芸能人の華やかな面しか目にしませんが、人知れない苦労(亡くなった藤圭子さんが、長年、精神的な病気であったということなど)があったのだろうと強く感じ、また、テレビで、マスコミ関係者が藤圭子さんに取材したときの話として、家族3人で小さな車に乗って寄り添ってまた生きたい、ということを語っていたことを述べていて、とてもお気の毒に感じました。
私も、仕事上で知っている、割と身近だった人が自殺した、という経験がありますが、なぜ、どうして、と思うとともに、何か自分にできることがあったらやったのに、という思いがしたことが今でも思い出されます。
既に一部で指摘されているように、自殺報道は、センセーショナルにするのではなく、抑制的にして、かつ、相談、救済の方法も併せて紹介すべきだと思いますし、我々も、自殺ができるだけないようにできる社会、環境を作るべく努力しなければならない、ということを感じます。
独特の存在感があった名歌手、宇多田ヒカルという稀有な才能をこの世に生み出した人物として、藤圭子さんの名は今後も長く語り伝えられるでしょう。御冥福をお祈りします。