ドラマ撮影立会

今日は、某ドラマの撮影に立ち会うため、終日、スタジオへ行っていました。時々、法律監修や所作指導ということで、こういう仕事を依頼されることもあります。
スタジオでは、時々、質問を受け、答える以外は、撮影を見守る状況でしたが、演じている某女優さん(芸歴が長く演技派として有名)が、なかなか難しい場面を、監督やスタッフからの、これもまたなかなか厳しい注文(私も経験に照らしてアドバイスしました)を、即座に取り入れながら、ベター、ベストへと演じ方を磨きながら本番へと結実させて行くのを目の当たりにして、プロの技をまざまざと見た思いがしました。
専門性が高くなりキャリアが長くなると、自分なりの考え方や型のようなものが徐々に定着してきて、他人からあれこれ言われたくない、自分はこれなんだ、これでやるんだ、といった傾向が強くなり、それは、良くも悪くもなり得るものですが、より良いものを生み出すために、他人からの指摘を柔軟に取り入れて、変えるべきものとそうではないものを熟考しながら、変えるべきものは大胆に変えることの重要性を感じました。何をやっていても、学べることはあるものです。
このドラマについては、具体的に紹介できる時期が来たら、本ブログやツイッター等でお知らせします。