あなたの通話や通信を傍受されないための方法

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/130612/wir13061212340000-n1.htm

いままで見てきたように、完全なプライヴァシーというのは平均的な人にとってはほとんど不可能なものだ。ちょっと電子メールを送るとか、電話をかけるといった行動にさえ、非常に多くの方策が必要になる。そして、推奨される行動をすべてとったとしても、最大の危険ポイントがある。コミュニケーションの相手だ。相手はあなたとの会話の内容を、すべてネット上に公開してしまうかもしれないのだ。

記事の中では、「方法」がいろいろと紹介されていますが、それらを綿密に行えば、途方もない手間暇がかかるでしょうね。最大のリスクは、上記の通り、「相手はあなたとの会話の内容を、すべてネット上に公開してしまうかもしれない」ということで、絶対的に傍受されまいとすれば、コミュニケーションをとらないことだ、ということになりかねないでしょう。それは、通常の社会生活を営んでいる限り、到底無理なことです。
結局、我々は、様々なリスクを抱えつつコミュニケーションをとるしかなく、その中に、こういった公権力による傍受(第三者によるものも含め)といったこともあるわけですが、悪いことはしていないとはいえ押収されたり見られたりしたくない情報はクラウドに上げないとか、それぞれが自分なりに注意して臨む、というしかないでしょう。
そうしたリスクをきちんと知っておく、ということも、インターネット等でコミュニケーションを取るうえで重要なこと、それを意識して学ばなければならない、ということを痛感します。