http://mainichi.jp/select/news/20130430k0000m030031000c.html
４０年５月１３日の就任演説での「私は血と苦労、涙と汗以外にささげるべきものを持たない」の言葉も印刷される。
元首相が紙幣に使われるのは、ワーテルローの戦い（１８１５年）でナポレオンに勝利した初代ウェリントン公爵（１７６９〜１８５２年）以来。
上記の言葉は、チャーチルの名言の中でも特に有名なものの1つですね。
もう10年近く前になりますが、出張でロンドンへ行った際、戦時中にチャーチルら政府首脳が空襲を避けながら戦争指揮にあたっていた拠点（WarRoomと呼ばれていた記憶があります）を見学したことがあります。チャーチルも寝起きしていた個室も見学しましたが。いかにも狭く、こういう場所で一国の首相が寝起きしながら、国民を励ましつつ、戦争指導にあたっていたことに感銘を受けました。救国の宰相が紙幣に描かれることになり、チャーチルを知らない若い世代は、どのように感じるのでしょうか。記念に5ポンド紙幣を1枚持っておきたい気がします。
