<和歌山カレー事件>「定年後も交番に残って」遺族ら嘆願書

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130316-00000039-mai-soci

交番では、住民に寄り添う丸山さんの仕事ぶりに学んだ。深夜も被害者宅や遺族宅の周辺を見回り、巡回していることを伝えるパトロールカードをポストに入れた。制服姿を見て少しでも安心してほしいという一心で、遺族や被害者に声をかけてきた。09年春、丸山さんの退職に伴って所長になった。

警察では、記事にもあるように、定年退職後も相談員として再雇用される制度があるようですが、今後、あらゆる組織で定年が65歳へと延長される流れにあって、特に、治安や住民の安心へつながるような警察業務については、余人をもっては代え難いような人材は定年を延長して65歳程度までは現役として働ける、という制度に、早急にすべきではないかと思います。外国では、パートタイムで働く警察官がいるそうですが、日本でも、今後は、定年、というところで線を引いてしまうのではなく、一つの区切りにはしても、社会にとって有用、有益な人材は、完全に辞めさせてしまわず、70歳くらいまではうまく活用する、という制度作りが必要でしょう。高齢化、少子化社会では、そうすることに必然性があるはずです。記事を読み、そのことを強く感じました。