<テレビ朝日>「日曜洋画劇場」を名称変更しリニューアル 洋画苦戦で大型ドラマなど投入へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130306-00200020-mantan-ent

45年の歴史を誇る洋画番組の名称を変更し、映画だけでなく、大型特別ドラマや豪華バラエティーなどのエンターテインメント番組も放送する。ただし、洋画を放送する際は「日曜洋画劇場」のタイトルは残すという。

私が小学生から中学生の頃(昭和50年代の前半ころまで)は、まだ、映画をビデオで観る、ということも普及はしていなかったと思います。映画は、映画館で観るか、テレビで観るか、程度しか手段がなく、新作を上映する映画館以外に、昔の映画を上映する映画館があって(今でもまだ残っていますが少なくなってきてはいるようです)、そこで、かつての話題作が上映されると、勇んで観に行く、という状態であったことが思い出されます。テレビで映画を視聴することのウェイトがとても重かったですね。
時代は変わり、今や、観たい映画は、レンタルやオンラインで思い切り観られ、また、衛星放送、CSでもノーカット放映もしていて、日曜洋画劇場のような存在は、ますます観られにくくなり視聴率が取りにくくなる、というのは必然でしょう。むしろ、テレビでしか観られない、テレビでないとなかなか観る機会がない、といったコンテンツのほうが、視聴者の注目は集まるはずで、上記のようなリニューアルは、その辺を狙ってのことではないかと思われます。
寂しさは感じますが、これも時代の流れで、リニューアルにより活性化することを期待したいものです。