「明るい道なのに」「こんな場所で」=女性刺殺事件で周辺住民ら−東京・吉祥寺

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013022800442

東京・吉祥寺の路上で女性が殺害された事件。現場近くの住民らは28日午前、「街灯もある明るい道なのに」「こんな場所で」と、口々に不安の声を上げた。
現場前に住む自営業の男性(55)は「救急車の音で窓から外を見たら、女性がうつぶせに倒れ、大きな血だまりができていた。周りにハイヒールやコンビニの袋が散乱していた」と証言。「街灯のある明るい道で、夜でも安心して歩けると思っていたのに」と不安げに話した。

日本は、夜でも女性が一人歩きできる、治安が良好で安全な国ですが、では、上記のような事件が起きていないか、というと、時々起きているのも事実です。私の事務所の周辺でも(東京都港区高輪ですから都心中の都心です)、夜になると人通りが絶える、住宅街の中の裏道などがあって、用事があって、夜、外に出ると、こういうところで拉致されたりいきなり刺されたりすると、すぐには気付いてもらえないだろうと感じることがあります。都会であっても田舎であっても、特に、夜道には危険がありますから、女性や子供は、帰宅途中であれば家族に迎えに来てもらうとか、同じ方向へ歩いて行く人がいればそういう人を見つけて歩くなど、ちょっとした注意を払うことで、致命的な事態を回避することにつながるでしょう。常にそういうことをする、ということは難しくても、頭の片隅には置いて、注意できるところは注意する、というだけでも違うと思います。