Amazon.co.jpがKindle Fireを発売、電子書籍は1万冊増量の6万冊に

http://news.mynavi.jp/news/2012/12/18/078/

Kindle Fire HDは7型(1,280×800ドット)のタブレット端末。電子書籍ビューア―を搭載し、専用サイトからゲームアプリや音楽などを購入できる。ストレージ容量により、16GBと32GBの2モデルを用意。価格は16GB版が15,800円、32GB版が19,800円。
主な仕様は、プロセッサがOMAP4460(1.2GHz)、容量が16GBまたは32GB。ネットワークは、デュアルバンドのIEEE802.11a/b/g/nやBluetooth。インタフェースはUSB 2.0(充電用)、micro HDMI、イヤフォン端子。バッテリ駆動時間は11時間以上。充電時間は約10時間。本体サイズは、W137×D193×H10.3mm、重量が 395g。

注文していたKindle Fire HD(32G)が昨日届き、昨夜から使い始めたのですが、これは素晴らしいタブレットだ、というのが、現在の率直な感想ですね。従来のタブレットにはなかったものを、このタブレットは持っていますし、タブレットが元々持っていた可能性というものを、ほら、この通りですよ、と実際にやって見せた、と言っても過言ではないと思います。
そのレビューは、

http://news.mynavi.jp/articles/2012/12/17/kindlefire_review/index.html

が参考になりますが、端的に言って、「コンテンツを楽しむことに特化したタブレット」である、というのが特徴でしょう。インターネットを介して、クラウドをフルに活用して、我々は、様々な魅力的なコンテンツに容易に接し楽しむことができるようになりました。そこを徹底的にお手伝いしましょう、というのが、この製品だと思います。インターフェイスは、シンプルに作られていて初心者でも使い方に迷うことがないよう工夫されていて、目指すコンテンツを容易に手に入れて楽しめるようになっています。
カスタマイズの余地はかなり狭いようですが、そこは、コンテンツを楽しむ、という目的達成のため割り切っている、ということでしょう。これだけの性能でありながら、価格がここまで抑えられているのも大きな魅力です(とはいえ、結局、アマゾンに延々とお布施してしまうことになるのですが)。
タブレットは何のためにあるのか、何ができるのか、という、従来、ハイスペックを競ったりする中で、見えにくくなっていたものに対する、1つの明確な回答が、この製品であると感じています。