http://www.sanspo.com/london2012/news/20120812/vol12081218160007-n1.html
http://www.sanspo.com/london2012/news/20120812/vol12081218160007-n2.html
渡辺氏ら分析班はコートを45分割、相手選手や日本選手のサーブがどの地点に落ちたかを分析。相手の攻撃パターンや守備の弱点、日本との相性などを細かく洗い出していく。韓国との3位決定戦で両チーム最多の23点を挙げた迫田さおりの起用も過去の対戦成績から判断した。
昨年からは選手に多機能端末「iPad(アイパッド)」が配布され、利便性が向上した。真鍋政義監督は試合中もiPadを持ち、相手の攻撃パターンなどを確認。ロンドン五輪の会場は無線LANが使えなかったが、蓄積したデータを根拠に、戦術を立てた。
女子バレーで、記事にあるように、データを徹底的に収集、活用する様子は、テレビでも紹介されていて、とても興味深いものがありました。野球では、野村克也氏の「ID野球」が有名ですが、人間の動きや癖、といったものを徹底的にデータとして分析することで、弱いところ、攻めるべきところが浮き彫りになってくる、そういう手法でデータを活用して、合理的に勝利を目指す、という流れは、今後、ますます強まり、勝つために不可欠な手法として定着するでしょう。
こういった場面でのデータ活用に、タブレットがとても便利で使いやすい、ということを、ロンドンオリンピックの日本女子バレーは強烈に印象付けたと思います。