価格、サービス、サポート――総合力で勝負する海外携帯レンタルの老舗 テレコムスクエア

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120803-00000085-zdn_m-mobi

なかでも近年、急速に利用者数が増えているのが海外用のWi-Fiルーターのレンタルサービスだ。「2009年以降に始まったスマートフォンの急速な普及に比例して、毎年出荷台数が増えています。2012年は1〜6月だけで前年比500%を記録し、通年では過去最高の台数を出荷する見込みです」

同社では後述する自社が運営する空港カウンターで受取・返却ができるので、手数料は発生しない。

料金をさらに安くしようとすれば、現地のSIMカードを利用する方法もあるが、現地のケータイショップで現地の言葉を使って購入するのは、一般的なユーザーには障壁が高い。料金だけでなく、サービスを利用するためにかかる労力や、トラブルが発生した際のサポート体制なども含めて総合的に考えると、海外渡航時の通信はレンタルサービスが“お得”といえるのではないだろうか。

私は、今年の2月に韓国へ行った際、当初は、金浦空港wifi端末を借りようと考えていたのですが、このテレコムスクエアがキャンペーン価格(当時)で提供していたwifi端末の料金が、韓国で借りるのと変わらなかったため、羽田空港の同社カウンターで借りて持って行きました。韓国に着いてすぐに使えて(他の人の韓国旅行記を読むと、現地の空港でwifi端末を借りようとしたら品切れだったというものもありました)、帰りも金浦空港で飛行機に搭乗する間際まで使え、羽田空港で同社のカウンターに返却したので余計な宅配料金もかからず、快適でした。
最も合理的、安価な方法は、simフリースマートフォンを海外に持参して、現地でプリペイドやチャージできるsimカードを入手しそれでネット接続することですが、日本の場合、simロックがかかったスマートフォンを持っている人が圧倒的に多く(一部キャリアの一部機種では有料でsimロック解除もできますが)、海外旅行先で現地のsimカードwifi端末を調達するのもわずらわしいもので、テレコムスクエアのようなメリット、サポート付きのサービスを、多少割高であってもメリット、サポートを評価し割り切って使うというのも、理解して使うのであれば、賢い使い方ではあるでしょう。
海外で現地のsimカードや端末を調達して使った人の体験記は、よくネットで出ていますから、そういった体験談と、国内から借りて持参した場合にどうなるかを比較して、自分にとってよりメリットがあると思われる方法を選択すべきではないかと思います。国内通信キャリアが提供している海外データ通信定額サービスは、上記の記事でも指摘されているように、今の時代、高額過ぎるので、ごく短期間の限定的な使用、といった場合を除き、避けたほうがよいと思います。