<スカイマーク>「機内の苦情は消費生活センターへ」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120605-00000006-mai-soci

スカイマークによると、この文書はA4判の「サービスコンセプト」。5月18日から機内全席の前ポケットに入れており、内容は▽客室乗務員は荷物の収納の援助をしない▽客室乗務員に丁寧な言葉遣いを義務づけていない▽客室乗務員は保安要員としての搭乗で接客は補助的なもの−−など8項目。数年前からの方針だが、乗客から客室乗務員の接客について問い合わせが相次いだため作成したという。
文書はさらに「機内での苦情は一切受け付けません。ご理解いただけないお客様には定時運航順守のため退出いただきます。ご不満のあるお客様は『スカイマークお客様相談センター』あるいは『消費生活センター』等に連絡されますようお願いいたします」と明記。都消費生活総合センターに4日、この文書に関する苦情が1件あった。

保安要員であることと丁寧な言葉遣いは、十分両立すると思いますね。「接客」といっても様々で、どこまで対応すべきかは一概に言えませんが、乗客の搭乗そのものに関わることであれば当然対応すべきもので(それも保安要員の仕事でしょう)、「接客は補助的なもの」と切って捨てるのは乱暴すぎると思います。消費生活センターに振っても、結局、ブーメランのように自分のところに戻ってくることになりますから、上記のようなアナウンスは、その意味でも賢いものとは言えないでしょう。
これで、驚くほど安いか、というと、それほどでもないので、客を小馬鹿にした姿勢が目立っただけ損、ということになりそうです。