【iPad活用】iPad1人1台で海外とTV会議―甲府市・山梨英和中学校

http://www.kknews.co.jp/maruti/news/2012/0402_3b.html

山梨英和におけるiPad導入のきっかけは、姉妹校連携予定であるメントンスクールの生徒全員がiPadを持つ環境が近く実現することを知ってからだ。両校はテレビ会議等での交流も予定しており、iPad同士であればよりスムーズにリアルタイムで交流を図ることができる。

なおiPadは個人所有のため、自宅での使い方については自由だが、学校での使用時間や使用アプリなどについては制限を設けており、iPadリテラシーを図る授業も行っている。

生徒の学習内容は全てiポートフォリオとしてiCloud上などに蓄積。「つながる」「伝える」力を育みつつ、「自ら学ぶ」力の育成を目指す。

この種のモバイル端末と18歳未満の生徒の関係については、使わせない、遠ざける、といった方向へ進みがちですが、こうして1人が1台持ち、リテラシーを身につける教育も受けながら活用する、というのは好ましく、望ましいことではないかと思います。FaceTimeを使えば、海外の姉妹校の生徒とも映像付きでコミュニケーションを図ることができ、人間関係を育むことができ、また勉強にもなるでしょう。こういったタブレットをうまく活用して情報処理するスキルを身につけて社会に出ることができれば、身につけていないよりも、遥かに効率の良い、合理的な生活を送ることもできます。
こうした、教育の場でのタブレット活用は、今後、強力に推進してほしいものです。