新型iPad、家族用の“買い増し”がヒット後押し

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20120330/1040264/?thit_img&rt=nocnt
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iPad 2から買い替えずに「様子を見る」という意見が大半を占めていたが、意外と「買い増す」という人が多かった。買い増す人は、iPad 2を妻や夫、両親、子どもなどの家族に渡して、自分が新型iPadを使うという(その逆もある)。「奥さんiPadをとられたから、自分用に新型を買う」という男性もいた。ネットでニュースを見たり、SNSを利用したりするのはパソコンよりもiPadの方が向いている。携帯電話のようにすぐに使えて、持ち運びもしやすい。1人1台という家庭が増えているのかもしれない。
離れて暮らす親に新型iPadを買った人もいた。「パソコンよりも両親は使いやすそうだから」「パソコンのようにウイルス対策が不要だから」「FaceTimeでテレビ電話できるから」と理由はさまざまだ。

SNS等で見ていても、自分は新iPadを買い、元々持っていたiPad1や2は、家族にあげて家族が使っている、という書き込みを見かけますね。2代前の初代iPadでも、今でも十分に実用に耐えますから、そうして、iPadの輪が広がる、という流れ、傾向が着実に出てきているのでしょう。
私自身もそうですが、iPadのようなタブレットは、手軽に持ち運んでいつでもどこでも開いて情報が処理できる、電子秘書的な使い方に適していて、今後は、老人から子供まで、1人に1台タブレット、という状況に、急速になってくる可能性が高いでしょう。本も新聞も雑誌も、様々なお知らせも、また、興味のあるコンテンツなども、タブレットで一元的に管理、把握し、メールやビデオチャット機能などで連絡を取り合って、という生活が、今、正に実現しようとしている、そういった夢のような生活が、夢ではなく、目の前まで来ている、ということを感じます。そうした、「個」が確立した世界では、従来の組織、手法や社会、政治の在り方も、従来通りではあり得ず、大きく変革を迫られてくる、そういうことも感じます。