「タブレット電話」Galaxy Noteは成功するか

http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120201/wir12020120090003-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120201/wir12020120090003-n2.htm

なぜディスプレーは大きくなっていくのだろうか。DisplaySearch社のアナリスト、リチャード・シムによれば、モバイルで情報を得ることが増えており、そのためにはサイズが大きいほうがよいのだという。Samsung社はそのトレンドをリードしているというのだ。

韓国の聯合ニュースによると、

サムスン「GALAXY Note」 仏調査で1位
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2012/02/09/0200000000AJP20120209001600882.HTML

とのことです。また、聯合ニュースによると、今年の1月下旬の時点で、

サムスンのギャラクシーノート 韓国で50万台突破
http://japanese.yonhapnews.co.kr/itscience/2012/01/25/0600000000AJP20120125000200882.HTML

とのことで、韓国でもかなり売れているようです。
先週末から昨日まで、出張で韓国ソウルに滞在していたのですが、街中で、GalaxyNoteの大々的なキャンペーンが行われていたのが印象的で、サムスンがこれに賭ける並々ならぬ意気込みがひしひしと感じられました。
地下鉄に乗った際に、GlaxyNoteを持っている人を2名(いずれも女性)見ましたが、1人は、電車内で、それを見足り電話したりして忙しく使っており、もう1人は、一緒にいた友達らしき女性らと語らいながら、画面に次々と写真を出していました。他人のスマホの写真なのでちらっとしか見ていませんが、画面の大きさ(記事にある通り5.3インチ)のせいか写真も見やすい感じで、この人は写真の見やすさを評価しているのだろうな、と思いました。
実は、私も密かに(?)GalaxyNoteを手に入れていて、実験機として試しているのですが、やはり、利点は、画面が大きく、大きさとして電話がかけられる限界と言え、これが1台あることで、スマートフォンタブレットを兼ねられる、ということでしょう。本体にすっぽりと内蔵できるスタイラスペンが付属していることで、手書き入力もでき、タッチパネルのバーチャルキーボードだけよりも、幅広い使い方が可能になります。おそらく、サムスンとしても、スマートフォンタブレットが次第に融合して行く可能性ということを大きく視野に入れていて、力を入れているのでしょう。この流れは、今後、日本でも広まる可能性があると思います。
今のところ、日本での発売は噂程度しか伝わってきませんが、是非、どこかのキャリアから発売してほしいものです。