タブレットPC使用で首痛に注意、「立てて使うべき」と米大研究

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/it/2853510/8368200?utm_source=afpbb&utm_medium=topics&utm_campaign=txt_topics

1つめの体勢は、タブレットPCを専用ケースから出して膝の上に置き、片手で保持しつつ、もう一方の手でタッチスクリーンを操作するもの。2つ目は、同じく膝の上にタブレットPCを置くが、ケースには入れたままにし、両手でスクリーンを操作する体勢。3つ目は、ケースに入れて机の上に置き、低めのアングルで手前に起こして両手で使う体勢。4つ目は、ケースに入れて机の上に置いたタブレットPCを、さらに角度をつけて起こし、何か作業をするのではなく映画などを観てもらった。
この結果、ユーザーたちの頭と首の角度には、どんな体勢を取るか、どのタブレットPCを使うかによって大きな違いが見られた一方、デスクトップパソコンやノートパソコン使用時と比べて首の屈曲角度が急なことが確認された。自然な姿勢に近い角度だったのは、4番目の「テーブル映画鑑賞」状態だけだった。

私がタブレットを使う場合、寝転がったり座ったりして左手にタブレットを持ち持ち右手でバーチャルキーボードを操作するか、立てた上体で机上に置きワイヤレスキーボードで操作する、というのが通常ですね。ケースに入れ少し傾斜した状態でのぞき込む体勢で使うと、疲れる気がしていましたが、上記の実験結果を見て、そういう自分の感覚が一般的なものであることがわかりました。タブレットポケモンキーボード、という組み合わせは、身体に無理が来なくて良さそうですね。
タブレットに限りませんが、無理な姿勢で使い続けると身体を痛める恐れがあり、どういうタブレットを使うかだけでなく、使い方というものもよく考えておく必要があるでしょう。