<二宮金次郎像>勤勉精神いまは昔、各地で撤去相次ぐ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120125-00000060-mai-soci

教諭の一人は「努力を尊ぶ姿勢は受け継ぎたいが、子どもが働く姿を勧めることはできない」と話す。

担当者は「戦時教育の名残という指摘や『歩いて本を読むのは危険』という保護者の声もあり、補修に公費を充てるのは難しい」と話す。

こういう、くだらない理由で、消えて行くのは惜しいですね。子供が働くことや歩いて本を読むことを勧めているわけではなく、寸暇を惜しんで勉強することを推奨しているものである、ということが理解されないのは悲しいことです。
技術が日進月歩で進歩しても、人間の知力、判断力、人間力というものが確固として存在しなければ、使いこなすことも役立てることもできないでしょう。そのためには不断な勉強が不可欠であり、二宮尊徳の姿は、現代においても我々が心がけるべきことをわかりやすく示していると思います。安易に撤去せず、残せるものは残す方向で動いてほしいと思います。