http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120119-OYT1T00197.htm?from=tw
早稲田大の内田勝一副総長は、「すぐ大学で学びたい学生もいるのに、全員を半年間も待たせるべきではない。４月入学と秋入学を併存させるのが現実的な選択ではないか」と疑問を口にしていた。
私は、早稲田大学法学部2年生の時、内田先生の民法ゼミに所属して勉強していました。昨日、テレビニュースで、この問題について内田先生がコメントされているのを、たまたま見て、当時のことが懐かしく思い出されました。
秋入学の動きが大きくなれば、3月に卒業した多数の学生が秋まで待ち続けるのかという問題が生じる上、日本では新年度が4月に始まることとの整合も問題になります。グローバルに合わせることは重要ですが、日本も、1億人以上の人が住む大国（最近は衰えが目立ちますが）であり、ドメスティックなものとの整合ということも軽々には取り扱えないと思います。私自身も、内田先生のコメントのように、当面、異なる入学時期を併存させるほうが、無用な混乱を避けられるのではないかという気がします。
