アップル、北京と上海でiPhone 4Sの発売を中止 混乱受け

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120114-00000012-cnn-int

北京の三里屯地区にあるアップルの店舗では、数百人の熱心なファンが氷点下の気温をものともせず、徹夜で新製品の発売を待ち詫びていた。しかし13日朝、ムードが一変する。販売開始予定時刻の午前7時になっても店のドアは閉じたままだったのだ。顧客らは「店を開けろ」と叫び、店内の従業員らにやじを飛ばした。
その後、店側から新製品の発売中止が告げられた。現場には多くの警官が駆け付け、店の周りに立ち入り禁止のテープが張られた。一部の客は店の前にとどまろうと必死に抵抗したが、警官や警備員らによってテープの外に引きずり出された。

かなり混乱し、卵が投げつけられたりもして、大変な騒ぎになったようですね。先日、私が1月1日の夜から2日の朝まで、アップルストア銀座の前で徹夜して並んだ時の気温は6度程度でしたが、北京は氷点下まで下がっていたとのことで、そこまでして徹夜していたのが、発売中止を告げられれば、怒りが爆発するのも、気持ちは、実体験にも照らし理解できるものがあります。
中国で、こうして売り出されようとしたのは、simフリーiPhone4Sではないかと思われますが、昨年11月に、私が、米国のアップルオンラインンストアで、転送サービスを経由してsimフリーiPhone4S(16G)を購入した際には、申し込みから商品が手元に届くまで2週間余りという迅速さでした。アップルとしても、もっとオンラインストアを活用し、例えば、世界でいくつか拠点国を作っておいて、そこから周辺諸国へ発送するようにでもすれば、上記のような酷い混乱を避けられるでしょう。検討してほしいという気がします。