BlackBerryよ、どこへ行く...マイクロソフトによるビッグな買収はあり得るのか?

http://www.gizmodo.jp/2012/01/report-microsoft-and-nokia-also-flirted-with-rim.html

いずれにせよ、どうやら共通しているのは、BlackBerryをめぐるビジネスが好調とは呼べない事情に落ち込んでおり、このままではマズいのかもしれないってことのようで、しかしながら、アマゾンの買収はRIMが断固として拒否したという裏話から、RIMは他社に買収されるのではなく、なんとか独立を保ちながら大復活を遂げようと模索している可能性が高いってことのようです。今年は新しい「BlackBerry 10」なる進化したOSのリリースも予定されているだけに、やっぱりファンも多いBlackBerryには頑張ってほしいところですよね。

私は、BlackBerryBoldだけでなく、PlayBookも(笑)持っているのですが、Boldは、小さくて画面が見にくく使いにくさが先に立ってしまい、PlayBookに至っては日本語にさえ対応しておらず、完全に置き物化してしまっています。
ただ、BlackBerryが持つ膨大な顧客基盤はとても魅力的なものですし、今でも高く評価されている、高度なセキュリティが施されたメールシステムなど、他社の垂涎の的になるものを確実に持っていると言えるでしょう。ただ、独自OSで独自路線を歩もうとしても、現状のように、iOSAndroidが市場の多くを占めている状況の下では、今更、BlackBerryを新規に使おうと使い続けようというモチベーションが持ちにくく、他社の草刈り場になって衰亡の道を歩む可能性が高いと思います。
やはり、現状で持っている強みを最大限生かすため、他社の傘下に入るのが得策で、選択肢の中では、記事にもあるような、Amazonと組む、というのも有望なものではないかという気がします。それが実現すれば、アマゾン利用者内部や外部とのコミュニケーションが飛躍的に便利になるなど、大きな相乗効果が得られそうです。