2台持ち解消でau、安さでソフトバンク――変わるiPhoneの選び方

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111111/1038607/
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20111111/1038607/?ST=hitken&P=2

auiPhone 4Sの購入検討者の書き込みを見ると、2台持ちを解消するために購入を考えている人が多かった。ソフトバンクモバイルの「iPhone 3GS」や「iPhone 4」とauフィーチャーフォンスマートフォンを2台所有している人が、auiPhone 4Sに一本化しようとしているのだ。「auの方がつながりやすい」「安心感がある」といった理由に加え、「月々の携帯電話料金を安く抑えられるから」というのが一番の理由のようだ。家族への国内通話が24時間無料となる「家族割」に加入しており、auの回線を使い続けたかった人にとってもauiPhone 4Sは、1本化に踏み切るタイミングとなったようだ。
対するソフトバンクモバイルiPhone 4Sを購入しようとしている人は、価格を重視している。2キャリアのiPhone 4Sの月額料金を単純に比較するとソフトバンクモバイルの方が月々570円安い(auは「プランF(IS)シンプル」に加入すれば370円に価格差は縮まる)。2年間使うと考えると1万3680円の差になる。

人により、どちらを選択するか、その理由は様々だと思いますが、上記のような傾向には興味深いものがありますね。ガラケースマートフォンを2台持ちしている人はかなりいますが、次第にガラケーからスマホへという流れになってきているのは事実で、どこかでガラケーを切りたい、と思っている人は多いでしょう。AUiPhone4Sの出現は、そういった人々にとって、背中を押すような切っ掛けになっている可能性はあると思います。ただ、iPhone4Sに一本化すると、今のところ、お財布ケータイ機能が使えず、これまでそういった機能を使っていると不便な気もしますが、そこは、お財布ケータイ機能搭載のカードを使うなど、代替手段で割り切る、今後の新たな決済手段であるNFCへの移行を待つ、ということになるでしょう。
私は、simフリーiPhone4Sを導入し、iPhone4のソフトバンクとの契約は解除してしまいましたが、悪い、悪いと言われて来た電波状態が、改善されつつあるのは事実のようで、記事にもあるようなCDMA2000方式に伴う機能制限(データ通信と通話が同時にできないなど)も考慮して、WCDMAのソフトバンク版を選択する、というのも、間違った選択ではないと思っています。
とは言え、安心感、安定感、グローバルに使える、という点では、simフリーiPhoneをドコモのsimで使う、というのがベターでしょう。