ミッション:8ミニッツ

http://disney-studio.jp/movies/mission8/

シカゴで乗客全員が死亡する列車爆破テロが起き、その後の新たなテロを防止するため、乗客の死の8分前の意識に入り込んで犯人を割り出そうとするミッションを描いた映画で、テレビCMで見て、ちょっと興味を感じたので、鑑賞してきたのですが、予想以上に楽しめました。
ネタバレになるので言いませんが、ラストが驚くべき展開になっていて、その意味についても考えさせられました。今でもよくわからないのですが、わからなくても楽しめたので、ま、いいか、と思っています。
人の意識、人に見えているものが、どこまで実態を伴うものなのか、ということも、この映画を見て考えさせられました。悪用されると怖いものがありますが、例えば、亡くなってしまったもののもう一度会いたい、といった人のイメージを、うまく意識できるような装置が開発されれば、バーチャルではあっても、意識の中で会って、お世話になったお礼を言ったり、気にかかっていたことを謝る、といったことができて、気が済む、といったことができるようになるかもしれません。そういうことも考えさせられた映画でした。