タイの洪水被害が収束しない複雑な理由 水害リスクを“見える化”せよ

http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20111101/223518/?P=1

現実問題として、災害はもはや地域限定的な事象ではなくなっている。経済活動がグローバル化すれば、災害リスクもグローバル化するということを企業はもっと認識した方がいい。
災害リスクは常に潜んでいる。それが顕在化した時に初めてリスクに気づく人が多いのだが、事前にリスクを把握しておくのが本当のリスク管理だろう。
洪水に関して言えば、そのリスクが高い場所は、タイに限らず至る所にある。特にアジアは雨が多いため、大きな川に近くて低い場所はどこでも浸水する可能性が高いといっても過言ではない。

こういった自然災害のリスクは、生まれ育った国にいてもあるものですが、他国となると、事情がよくわからないだけに、潜在化していたものが顕在化した際に、思いもよらない大きな打撃を被りかねないでしょう。急激な円高が進み、今後、生産の拠点を海外へ移す動きが大きく進むものと思われますが、こういった「洪水」リスクは、記事で指摘されているように多くあるはずで(日本とは異なり「雨期」があるような場所は特にそうでしょう)、そういったリスクは、仕事をするにしても暮らすにしても慎重に見極めなければならないということを感じます。
タイには、以前、観光で一度行ったことがあり、また行きたいと思いつつも、政情不安定や洪水で、行けないままになっていますが、早く安定した状態に戻ってもらい、楽しく旅行に行けるようになってほしいと思っています。