「Kindle Fire」、1台あたり50ドルの損失--アナリスト分析

http://japan.cnet.com/mobile/35008344/

他のアナリストたちが指摘しているように、Amazonはハードウェアの売り上げを当てにしているわけではない。
その代わりにAmazonは、音楽、書籍、動画、アプリケーションなどの商品を扱う同社のデジタルショッピングセンター全体でお金を使ってくれる消費者をさらに多く引き込みたいと考えている。うまくいけば、こうした戦略は、Amazonタブレット1台あたりで引き受ける損失や利益に与える影響を補って余りあるものになるはずだ。

かなり話題になっていて、米国で発売されたら、受取・転送サービスを利用して、早速、購入したいと考えていますが、思い切って安い値付けをしてきたのは、上記のような戦略に基づくものであることは確実でしょう。これを使い、利用者が商品をどんどん買ってくれれば、50ドル程度の損失はあっというまに回収できてしまうはずです。
iPadキラーとも呼ばれているようですが、Amazonとしては、メインでiPadを使っているような利用者の、セカンドマシンとしての購入ということ、キラーではなく併存、共存ということを、大きく視野に入れ、そうであるからこそ思い切った安値をつけてきたのではないかと私は感じています。高機能、高性能ではなく、安くて便利なセカンドマシン、これを使ってどんどん消費行動をしてもらう、といったあたりに、Amazonの狙いを感じますね。
発売が、今から楽しみです。