夏休みは細切れに取るか、まとめて取るか

http://jp.wsj.com/Life-Style/node_283456/?nid=NLM20110803

最近のニューヨークタイムズ紙の報道によると、心理学者の意見では、短期間の旅行に何度かでかけるほうが、長期間の旅行よりも喜びは大きいという。その理由の一つは、旅行そのものよりも、旅行を楽しみにして計画を立てることから、人は多くの喜びを感じるからだという。小旅行に複数回出かけると、それを楽しみにする回数も増えるというわけだ。休暇に関する研究者は、旅行の日数は「旅行中やそのあとの気分にほとんど影響しない」と、ニューヨークタイムズ紙に語った。

旅行そのもので得られる楽しみ、喜びも大きいと思いますが、確かに、わくわくしながら計画する楽しみ、喜びにも大きなものがあり、上記の記事中の指摘にはうなずけるものがありますね。
その人の仕事の内容、状況や好み、懐具合等により、夏休みの取り方は様々と思いますが、私の場合、夏に1週間、といった、まとまった休みは、徐々にとらなくなってきています。無理をすればとれないこともないのですが、事務所に不在になるのも何かと気になるもので、せいぜい2、3日程度にとどめておいたほうが、身体も休まり仕事にも支障を来さず、一石二鳥、という感覚で、その意味では「細切れ派」のほうに入るでしょう。夏にまとめて休むよりも、日常の生活の中で、金曜日夜に国内や海外へちょっと行って、気分転換しながら楽しみ、日曜日夜や月曜日朝に戻ってきて、翌週からリフレッシュ状態で思い切り働く、といった、常にオンの状態を維持しつつ、合間に、ちょっとしたオフを入れるという、そういう休み方をしたい、と思っているのですが、気持ちや懐の余裕もなく、なかなか、そういう状態には持って行けていません。精進して頑張りたいものです。